喘息はしんどい!!発作時にできること。発作を起こさないための治療。

突然ですが、わたしは喘息持ちなんです。

2歳頃に最初の発作があったらしく、最後の喘息発作は26歳頃でした。

ストレスの影響もあってか、成人になっても発作が起きていたんですよね。

昔は「大人になれば治る」なんて言われたりもしていましたが、完全なるデマです。

私が喘息を長引かせてしまった要因は、少食で体力もない貧弱な子供だったこと。家庭内ストレス。

そして、大人になってもナースという職業柄、夜勤なんかの不規則な生活を送っていたからだと思います。

まぁでも、なんと言ってもちゃんとした治療を受けてなかったことが原因なんだとは思っていますが…(・・;)

昔のクリニックは、発作が出れば対症療法的な治療を行うだけだったんですよね。

まともに治療したのは妊娠中のみでした。

 

そして、我が家にはまだまだ喘息持ちがいます。

まずは旦那です。

それから旦那も私も喘息持ちなので、もちろん遺伝の影響もあり、第一子・第ニ子共に喘息持ちで現在治療中です。

 

今回はそんな喘息一家のわたしが喘息について書いていきますね。

喘息発作ってどんな感じ?

一言で表せば『苦しい』以外の何物でもないんです。

喘鳴(ぜいめい)って言って、息を吸うときに『ヒューヒュー』『ゼィゼィ』音が鳴るのが特徴です。

これは気管が狭くなって空気が通る度に音が鳴っているからなんです。

 

自分が発作を起こしたときは「神様。これからいい子にします。」って懺悔するくらい苦しかった記憶があります。

息ができないと感じる程苦しいものはないんじゃないでしょうか。

“息ができない”って、イコール“死”ですよね。

喘息発作って本当に“死”を意識するし、重積発作を起こすと“死”に至ることもあるんです。

 

また咳が止まらない咳喘息って言うものもあります。

 

どちらにしても気管に炎症が起きて狭くなっている状態なんですが、症状がなくても慢性的に炎症を起こしている状態を喘息っていうんです

なので、症状がでた時に治療をするんじゃなくて、発作を起こさないように予防することが重要な治療になります。

 

自分の意識では『息が吸えない』と思ってしまう喘息ですが、呼吸のしくみ上『息がはけない』って言う状態なんです。

『息をはく』から『息が吸える』んですよね。

 

発作時にできること(してほしいこと)

もちろん病院受診が一番始めにすることです。

病院で気管支を広げる吸入や点滴、また皮膚に貼るタイプの薬や内服薬などを処方してもらう必要があります。

何度も発作を起こしている場合は、家で対処できるように薬を貰っていることもあるかと思います。

※余談ですが、気管支を広げるための貼薬で我が子達はかぶれます。なのでちゃんと毎日張り替えるし、できるだけ手の届かない所に貼らないと痒くなってかきむしってしまいます。

 

その次に家でできることとして次のことが挙げられます。

  • 息を“はく”ことを意識する
  • じっとする
  • ラクな姿勢をとる
  • 厚着しない
  • 喘息を誘発するものの除去
  • 優しくされる

 

息を“はく”ことを意識する(口すぼめ呼吸)

呼吸のしくみ上、『息をはく』から『息が吸える』って書きました。

だけど実際のところ、発作を起こしている本人は苦しいんで“息を吸わなきゃ”と思っているんですよね。

息を吸うことに必死になってしまうんですよね。

ここでポイント!口をすぼめて“はく”ことを意識してみましょう。

そして、吸うときは口をすぼめたままでは吸えないんで吸う時は普段通りの口に戻します。

これは口すぼめ呼吸って言うちゃんとした呼吸法なので一度試してみてください。

全くもって苦しさがなくなるわけではありませんが、体への負担は軽くなります。

 

血液中の酸素濃度を測るサチュレーションで数値化すればわかるんですが、口すぼめ呼吸で酸素濃度は上がるんです。

じっとする

これはもう動けないに等しいのでじっとするしかないんですよね。

ちょっとでも動くと酸素を消費するんで、呼吸が早くなり苦しさが増すんです。

こんな時にトイレが近くなったりしますが、数メートル先のトイレに行くのに15分もかかったりもするんですよね。

それでも最小限の苦しさで済むようにできるだけじっとするようにします。

 

そして必要以上に話しかけないでほしいと思います。

苦しくて答えられないんですよね。

 

何か聞くときは頷いたり、首を振ったりで意思表示できるよう『はい』『いいえ』で答えられる質問にしてもらえると助かります。

ラクな姿勢をとる

座って机にうつ伏せになったり、ベッドのリクライニングを上げたりするのがラクな人もいるかと思います。

 

わたしは枕をかなり高くして横向きで寝るのが一番ラクなんです。

座っているのも体が支えられなくてしんどいんですよね。

自分の一番ラクなポジションを探して、身体を休めてくださいね。

厚着をしない

これはもしかしたら個人差があるのかもしれません。

ただわたしは厚着をすることで体の圧迫感を感じてしまい、呼吸が苦しくなるんです。

ここまでくると精神的なものもあるのかもしれませんが、皮膚呼吸ができなくなる気がするんです。

発作時は全身で呼吸をしている感じがするので皮膚呼吸も大事やと思っています。

 

子供の頃のわたしは、必ず布団から片足を出して空気が触れるようにしていました。

「風邪を引く」ってよく怒られたんですが、風邪を引いて喘息発作を誘発しても熱を出すことはなかったです。

 

とにかくラクになるように自分で試行錯誤しました。

喘息を誘発するものの除去

これも個人差があります。

気温の変化やストレスなどの除去できないものも誘発因子になったりします。

 

わたしを含む家族は全て動物や埃にアレルギーがあるんで、接触した場合は発作を高確率で起こすんです。

またタバコや線香の煙でも発作が起きます。

 

なので、ちょっとしんどかろうがシャワーを浴びて体を綺麗に洗い流すことが有効なんです。

 

接触しないのが一番ですが、もし接触した場合はシャワーをしてみてください。

もちろん発作の程度にもよるんで無理は禁物ですが…。

さっとでもシャワーをするとさっぱりしますし、気管も加湿され、皮膚呼吸もしやくなる感じがしてラクになります。

わたしのシャワーをする基準は単に動けるかどうかだけです。

 

あとは、わたしには冬のマラソンなんかの激しい運動も発作誘発因子やったし、アルコールを飲んだ時も発作が起きました。

まぁこれは運動後しばらくすれば落ち着いたり、アルコールも飲んでからしばらくすれば落ち着いていたので除去まではしていないんですけどね。

(アルコール喘息って言うものがあるんでふが、わたしの場合はそれです。)

優しくされる

発作時は心身共に弱っています。優しくされることが嬉しいし、呼吸の安定にも繋がるんです。

 

小学生の頃3日ほど発作がで続けて、かなり苦しかったのに父から「気持ちの問題だ」と罵倒されたことがあるんです。

 

苦しくて悔しくて何とも溜まらない気持ちになりました。

 

呼吸は乱れ、涙もでるし、好きで発作を起こしてる人なんて何処にもいないんで、とにかく『優しく』して欲しいと思います。

※甘やかすとは違うので、過保護に構ってほしいわけではないですよ。

 

発作を起こさないようにするための治療

アレルギーを起こさないように内服薬を飲んだり、吸入をすることになります。

6歳未満はキプレスと言う粉薬。

6歳以上はシングレアチュアブルという錠剤ですが口に入れると溶ける薬になります。

 

これを飲んでいても発作が数ヶ月に一度あるようなら、フルタイド吸入を行って発作を予防します。

右下↘のオレンジのものがフルタイド吸入なんですが、これを上手く吸えない3歳くらいの幼児は右上↗の超音波ネブライザーって言って、病院で吸入するような“煙りモクモク”の機械できちんと吸うことになります。

 

我が家の第ニ子も2年ほど超音波ネブライザーのお世話になりました。いろんなタイプがありますが、電池でも充電でも可能な持ち運び出来るものを購入しました。

もし旅行や泊まりの用事があって心配なときは持っていくことで安心にも繋がりますよね。

環境の変化で発作が出ることもあるのでライフスタイルを考えて吸入機は選んでみてください。

 

参考までに我が家の購入した物を載せておきます。

オムロン メッシュ式ネブライザ NE-U22
オムロン(OMRON)

この中に吸入薬を指示通り入れるんです。薬液ボトルの半量だったり3滴だったり、わりと微量の指示が出るんですよね。

これも予防薬と発作時に使うものは違うので注意が必要です。

 

あと、薬以外で気を付けることとして、免疫力を上げることとストレスを溜めないことが上げられます。

 

体力アップや肺活量アップなどの観点から、水泳が良いなんて昔から言われていますよね。

別に水泳にこだわらなくてもいいんですが、風邪を引くと必ず喘息発作に繋がっていたわたしからすれば、風邪を引きにくい免疫力はあった方がいいです。

 

ストレスについては、年度が変わる4月から6月頃は発作が起きやすかった印象です。気温の変化でも体へのストレスがかかるので梅雨などの時期的なものも関係していた思うんですが新学期は要注意です。

 

これもきっと個人差があるんで、自分(子供)がいつ発作を起こしやすいのか振り返って、その時期は規則正しい生活を気を付けたり、また旅行などで気候の変動がありそうな場合はあらかじめ対策を考えていくことが大事になります。

 

 

喘息と妊娠。喘息は遺伝するの?

妊婦のうち1/3の人が妊娠により喘息が悪化するって言われています。

わたしも第一子を妊娠した時は、産婦人科の医師から呼吸器科にも受診するよう言われました。

予防薬のステロイドを出産まで吸入していたおかげか、一度も発作は起きなかったんですけどね。

 

吸入は体への影響も少ないので、妊娠中のステロイド吸入を怖がる必要はないです。

むしろ喘息発作を起こした時の赤ちゃんへの影響の方が怖いですよ。

 

それから、遺伝については片親が喘息持ちなら1/4の確率で子供も喘息になる可能性があるそうです。両親なら1/2。

かなりの高確率ですが、今は良い薬がたくさんあります。

 

わたしが子供の時と比べて、子供たちはきちんと治療を受けているので発作の回数も少なければ、程度も軽いです。

 

完治は?

ぶっちゃけ完治はありません。

 

ただ発作を起こさなくなれば完治に近い状態にはなります。

 

わたしも最後の発作からすでに10年は経っています。

 

全くもって規則正しい生活をしているわけではないんですが、ストレスを溜めないように。そしてしんどいときは休むってことが大事になります。

 

何となく喘息発作が出そうな雰囲気というか予兆はわかると思うんで、そんなときは体を労ってあげてほしいと思います。

 

子供は体力もあまりないし比較的発作を起こしやすいんですよね。

寝る前に咳をしてるなんかの予兆があれば早めに発作時の吸入をしておいたり、貼薬で対処するのも正解です!

だいたい夜中2時頃~明け方にかけて発作を起こしやすいので先手を打つのはありなんです。

※予兆がないのに発作時の薬を使うのは体への負担が大きいのでやめてくださいね。

 

発作を起こさないために、また起きた場合は少しでもラクに過ごせるように、この記事を参考にできることをしてみてください。

 

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