患者として病院に行く時、ネイルを取っていますか?外して欲しい理由があります!

病気になるのはいつも突然です。

なので、病院を受診するっていうのも突然なことが多いです。

もちろんそれは医療従事者もよくわかっています。

でもですね、それでもネイルは取っておいてもらった方が良い理由があります!

みかん

定期受診や検診は前からわかってるはずだからネイルはしないでね。

もし受診しようと決めてからちょっと体が動きそうなら…
もし家を出るまでに少し時間があるなら…

その時は、手の人差し指1本のネイルだけでも取っておいてもらえるとナースとしてはありがたいです。

体調不良で取れない場合は、受診した先で取られる可能性があることは知っておいてね。

みかん

って言うことでこの記事のテーマはこちらです。

病院を受診をするときにネイルを取っておいて欲しい理由について、お願いも兼ねて記事を書いていきます。

ネイルが付いていると何に影響するのか

病院でネイルが付いてたらどうなるのかが分からないと、せっかくキレイに付いてるネイルを取るなんてことはできませんよね。

なのでネイルが付いてると困ることを先に上げておきますね。

酸素濃度が測れない

まずは体の中の酸素濃度が簡易的に測れなくなります。

みかん

簡易的っていうのは身体に針を刺したりする負担なく簡単にってことね。

酸素濃度は指に洗濯ばさみのようなものを挟むパルスオキシメーターという機械で測ります。

詳しくはこちらの記事をご覧ください。↓↓↓

酸素を指で測る機械って何?パルスオキシメーターをナースが簡単解説!

パルスオキシメーターは体の血液中にどれくらい酸素があるかを見てるんですが、これは熱や脈と同じくらい重要な指標になります。

呼吸に関係ない疾患なら測らないことも多んですが、貧血や嘔吐などによる窒息など測定が必要な状況も多々あるんです。

造影剤や鎮静剤を使う検査でも必須です。

呼吸状態を見るものなので、場合によっては生命に関わる場合もあります。

基本的に右手の人差し指で測定するように作られている機械なので、最低でも人差し指のネイルを外しておくとパルスオキシメーターは使用できます。

※ただし、爪の状況が悪いと測定できないことがあります。

爪の状態から緊急度が判断できなくなる

爪は身体の状態を表すバロメーターなんですよね。

一見ただの爪だし、なんの変化も起こりそうにないと思う人もいるかもしれません。

ですが、呼吸状態が悪くなると爪が赤紫色に変わりチアノーゼと呼ばれる状態になります。

チアノーゼが出現すると緊急な対応が必要になるんですよね。

ネイルで爪が見えない状態では早期発見が難しいので、急変を見逃さないためにもネイルを取っておくことは大事です。

爪という診断基準がなくなる

緊急度の判断で爪を見る以外にも、爪に変化が現れる疾患があります。

爪の形を見ることで確定診断がしやすくなるわけです。

みかん

爪が疾患特有の形になることがあるんだよ。

他にも爪を押した時の色の変化で脱水の程度を判断したりもするんです。

爪で判断できない場合は採血などを行うしかないので時間がかかります。

採血の結果は15分~1時間以上かかる場合もあるので待ち時間もしんどいですよね。

ネイルはキレイだし付けてるだけで気分もあがるかもしれませんが、実はデメリットもあるってことです!

病院でネイルを外せないの?

どうしても緊急の時はネイルを外させて頂くことがあります。

ですが、やっぱり病院では困る場合があります。

ここからは病院で外せない理由について書いていきますね。

ジェルネイルは取れない

ネイルの中でも1番困るのがジェルネイル!

ジェルネイルは簡単に落とすことができない上に、無理に取ろうとすると爪を傷つけてしまいます。

なので、取るのを諦めて、手の爪以外で判断するしかなくなります。

パルスオキシメーターは足の爪や耳でも測れなくはないですが、数値が不安定になることもあります。

また、採血は痛みも伴うし時間もかかる上に医療費もかかります。

もちろん、ネイルをしていなくても採血は必要な場合がありますが、ネイルをしていて緊急時の判断が遅れるのが1番怖いんですよね。

すぐに体の中の酸素濃度を測れるようにしておくのはそれだけ大事なことなんです。

除光液で取れるけど、マニキュアを取っておいて欲しい理由

マニキュアはジェルネイルに比べて簡単に取れます。

病院の救急外来などは念の為に除光液を置いたりもしているので、いざと言う時は取る事ができるんです。

ただ、除光液って臭いがするんですよね。

この臭いが曲者で、医療現場では【におい】も診断や早期発見のヒントになったりするんです。

血や膿などの独特の臭いもあれば菌だったり、いろいろあるんですよね。

除光液の臭いがしてしまうと他の臭いについては全く分からなくなってしまうので、病院内では除光液を使用したくないのが本音です。

ネイルを取る理由は早期発見

ネイルを取って欲しい理由を上げてきましたが、1番は緊急時の早期発見のためです!

ちょっとした風邪だと思って受診しても、肺炎だったら呼吸状態を観察するためにネイルが邪魔になります。

ちょっとお腹が痛くて受診しても検査で造影剤を使用するとなるとネイルが邪魔になります。

病気じゃないけど妊婦さんは何が起こるかわかりません。赤ちゃんを宿していると言うことは命懸けなんです。
何が起こるかわからない状況でのネイルは邪魔でしかありません。

ちょっと厳しめに書きましたが、何か起きてからでは遅いですよね。

オシャレを楽しみたい気持ちもわかるけど、ちょっと体調が優れない時や妊婦さんはネイルはせずに自爪のケアをしてもらえるといいなと思います。

もしネイルをしているときに受診しようと思ったら、できるだけでいいので外すことを考えてみてくださいね。

みかん

最後まで読んでくれてありがとうございます。

みかんでした。

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