感染性胃腸炎!嘔吐・下痢時の対処方法と水分の取り方。

子育てをしていると、いろんな病気に関わりますよね。

特に多いのが熱や咳。

そして、その次に多い症状が嘔吐・下痢なります。

この嘔吐・下痢の原因は様々なんですが、その中でも最も多いのが感染性胃腸炎

 

年代を問わず全ての人に感染する可能性があるんで、家族間で移ってしまうことも多いんです。

 

今回は

感染性胃腸炎に感染しないために、

そして、感染を広げないためにできることをまとめてみます。

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

また、原因となるウイルスの中でも特に感染力の強いロタウイルスノロウイルスについても少し書いておきますね。

感染性胃腸炎とは?

細菌やウイルスなどの病原体による感染症のことです。

ウイルス感染によるものが多くて、毎年秋から冬にかけて流行します。

※夏でも感染することがあります。

ちなみに我が家では6月に娘がロタウイルスに感染。

そしてその後旦那にロタウイルスとノロウイルスのW感染という前代未聞の事態が起きました。

みかん

もし感染性胃腸炎になったら?

みかん

まず、感染性胃腸炎の症状や診断の仕方、また治療方法についてわかりやすく説明していきますね。

症状

症状としては悪心(吐き気)・嘔吐、発熱、腹痛や下痢が起きます。

ウイルスや菌によって特徴は異なりますが、便が白くなったり血便が出たりすることもあります。

発熱のあるときは下の記事も読んでみてくださいね。

みかん

検査

ノロウイルスやロタウイルスに感染しているかどうかは、便で検査できます。

簡易検査であれば15分程で結果が出ます。

ただし、検査しないことも多々あります。

原因のウイルスが気になるかもしれませんが、検査はしてもしなくても治療は同じです。

 

検査には保険が効かないので検査をするとなれば医療費が高くなります。

医師が必要としなければわざわざ検査依頼はしなくていいと思いますよ。

みかん

※ただし、検査は3歳未満・65歳以上の方等を対象に健康保険が適用される場合もあります。

 

飲食業や医療従事者、保育関連の職業では診断書が必要な場合もあるんでその時には検査が必要になります。

 

ちなみにちゃんとした検査を行うなら親指の第一関節程の大きさの便が必要になります。

赤ちゃんなら便をしたオムツ持参で病院へ行くのもありです。

みかん

※水様便の場合はオムツに染み込んじゃうので検査できないですが…💦

治療

特効薬がないので対症療法が中心になります。

多くはビオフェルミンなどの整腸剤の処方だけってことです。

特効薬がないなら病院に行かなくても…と思われる方もいるかもしれませんが、全身状態を見てもらうためにも、本当に感染性胃腸炎からの症状なのかの診断のためにも、受診はしてくださいね。

悪心・嘔吐があるときの対処法

みかん

まずは、悪心おしん嘔吐おうとのときにどんな対処をすればいいのかを書いていきますね。

悪心って聞きなれない言葉かもしれませんが、簡単にいえば吐き気のことです。

高齢者や子供は寝ている間に吐いてしまうことがあるんで、窒息や誤嚥(ごえん)を起こす危険性があります。

※誤嚥とは気管や肺に食べ物や吐物が入ってしまうことです。

 

生死に関わる問題になるので、悪心・嘔吐がある場合は顔を横に向けて寝かせるようにして下さい。

 

しんどくて座ってたり、うつ伏せで寝ていても顔は横に

 

また脱水なども気になると思いますが、無理に水分を摂取することで嘔吐を誘発してしまうので無理矢理水分を飲ませるのは止めましょう。

※後で水分の取り方も記述しています。

下痢があるときの対処法

悪心・嘔吐は感染しても症状がない場合もありますが、下痢はほとんどの場合に起こります。

 

嘔吐も下痢もウイルスや菌を体の外に出そうとする反応なので無理に止めようとしてはいけません。

 

時々下痢止めを希望する人もいますがこれは覚えておいてほしいです。

 

下痢止めを飲むと体の中にウイルスを閉じ込めることになり逆効果になります。

みかん

下痢止めは飲まないこと!

 

病原体を外に出すことが早く治るポイントですよ。

 

下痢が起こると、おしりがただれたり切れたりすることがあるので、特に子供はワセリンなどの軟膏があれば早めに塗布して処置しておく方がいいです。

水分の取り方

嘔吐と下痢により、体の多くの水分が奪われてしまいます。

水分補給はとても大事なことです。

 

最近では脱水予防にOS-1が有名ですよね。

 

でも注意してほしいのが飲む量ペースです。

 

ぐったりしてる時は全く飲めないこともあるかと思います。

ただ、1日くらい飲めなくても問題ないことが多いんです。

 

水分が取れない状態が長く続いたり、嘔吐と下痢の回数、また熱の有無によって脱水状態がひどくなれば注意が必要です。

脱水症状にも段階があります。

まずは喉が乾いたり気分が悪くなります。

悪化すれば熱が出る、意識が朦朧とする、汗や涙がでないなどの症状がでます。

あまりにひどいと痙攣を起こしたり死亡してしまうこともあります。

 

悪心・嘔吐が少し落ち着ついてくると、のどが渇いてきます。

でも、ここでいつもの感覚で水分を飲んでしまってはいけないんです。

 

 

私が小児科にいた頃も、

「コップ一杯飲んだら吐いちゃって水分取れません」って言う方が結構いらっしゃいました。

 

その量は多いです!!

 

飲みはじめの量はスプーン一杯程度から!!

 

そして5分以上あけてから、スプーン二杯…。

 

こんな感じでゆっくり時間をかけて飲まなければいけません。

 

一気に飲んで嘔吐すれば余計に水分が奪われることになるので、初めは慎重に!!

 

ここだけは、本人の飲みたい気持ちを優先させてはいけないんです。

 

もちろん少しずつ量を増やして、嘔吐がなければ飲んでも構わなくなります。

 

あと注意することとして、みかんなどの柑橘類は一見ビタミンが豊富で水分補給できそうですが、嘔吐を誘発してしまう恐れがあります。

オレンジジュースなどは嘔吐がある時は避けましょう。

みかん

感染を広げないために

手洗い・うがいは鉄則です!

 

そして、その次に重要なのは吐物と便の処理方法になります。

処理をする時は使い捨ての手袋エプロンまたマスクなどがあれば便利ですよ。

 

でも、家庭では使い捨ての手袋やエプロンは置いてないことがほとんどですよね。

 

なので、大きめのゴミ袋や、食品用のビニール袋で代用しましょう。

 

ゴミ袋は開いてエプロンに。

ビニール袋は手袋に見立てて使用します。

 

ビニール袋は始めから裏返しておくことと、そして袋を二重にしておくとゴミを最後に掴んだままくるめるのでお勧めです。

  1. 袋を逆さまにして手にはめて、ゴミ集める。
  2. ゴミを掴んで、手首側の袋を上に。
  3. 袋の口を縛ってゴミ箱へ。

 

こんな感じで、絶対に手で触れる事だけは避けましょう

 

とくに水様の物は新聞紙やティッシュでしっかり吸収させ取り除いて下さい。

 

そして、その後はハイターで消毒。

そして水拭き。

 

注意
アルコールなどの消毒薬はノロウイルスやロタウイルスではあまり効き目がないので注意してください。

消毒に使用するハイターの作り方(トイレ周りや床や壁などに使用)

 0.1%以上の塩素系漂白剤を作る

(市販の5%塩素系漂白剤使用)

水量1L3L5L10L
漂白剤20ml60ml100ml200ml

 

最近ではそのまま使用できる消毒薬も市販されているので便利になっています。

そして消毒する場所も重要で、しかも広範囲になります。

 

特に便座や扉のノブなどの手の触れる場所や、飛び散る可能性の高いトイレの床。

忘れがちな洗面台のカランなども手で触るのでしっかり消毒しましょう。

 

そして、汚れた衣類も消毒する必要があります。

 

衣類用のハイターの作り方

0.02%塩素系漂白剤を作る

(市販の5%塩素系漂白剤)

水量1L3L5L10L
漂白剤4ml12ml20ml40ml

衣類をすぐに洗えない場合はビニール袋に入れて、口をしっかり閉じて置いておきます。

 

特にウイルスは乾燥に強いため、そのまま放置すると空中に飛び散り、そこから感染する恐れがあります

なのでマスクも必須アイテムです!

 

タオルなども感染源となるので、使い分けの徹底とこまめに取り替えるようにするのがベストです。

 

吐物や便1㌘あたりのウイルス量が億を超えるので、人から人へ感染する力が特に強いと言われているロタウイルスとノロウイルス。

 

徹底しても数十個口に入れば感染すると言われているので、完全に除去はホントに大変です!!

 

でも移らないために、そして広げないためにはやるしかないのです。

ロタウイルスとノロウイルスの特徴

ロタウイルス

アルコール消毒や熱に強いです。

5歳までにほぼ全ての子供が感染すると言われています。

初回は症状が強く出ますが、2回目以降は軽症であることが多いです。

 

潜伏期間:1~3日

症状の出ている期間:2~7日程度

主症状:激しい嘔吐や下痢。39℃以上の熱。便の色が白色になることがあります。

まれに痙攣や脳症を起こすことがあるので注意が必要です。

 

・ロタウイルスワクチン予防接種

感染性胃腸炎の中で唯一の予防接種になります。

ロタウイルス感染すると重症化の確率は40人に1人とも言われています。

予防接種により入院などの重症化の可能性を90%以上防ぐことができます。

 

ただし、生後6週間~生後24週間と早い時期に接種しなければいけないません。

また効果も3年~5年程度と考えられています。

1回、1万5千円前後で2回もしくは3回接種と高額なので、接種するかどうかは家庭の考え方による所が大きいかと思います。

ノロウイルス

潜伏期間:1~3日

症状の出ている期間:1~2日程度。

主症状:突然の嘔吐や吐き気が特徴です。熱は37~38℃程度と軽症。時に筋肉痛や頭痛なども見られますがいずれも軽症です。

熱に弱く、二枚貝などからの感染を防ぐためには中心部を85℃以上になるように、そして1分以上加熱させる必要があります。

我が家の事例

うちの子供(当時一歳半)がロタウイルスに感染した時は、熱もほぼなく便も白くありませんでしたが、嘔吐が夜中だけでも8回程ありひどかったです。

 

嘔吐のわりには元気だったのですが、回数の多さから即入院。

結局、6日間の入院となりました。

 

症状が落ち着いた頃に試験外泊をしたのですが、哺乳瓶でミルクを飲ませたところ勢いよく吐いてしまうと言うことがありました…。

 

当時の私も水分の与え方を間違えたんです

 

その後、子供が退院した日に旦那が発症するのですが、この感染については手洗い・うがいの不十分が原因だと思っています。

 

入院にずっと付き添っていたのは私。

旦那は少し面会に来てくれたくらいだったので…。

 

嘔吐はないものの下痢がひどかったようで、旦那も救急搬送からの入院になりました。

 

そして、旦那がロタウイルスとノロウイルスのW感染であることが判明。

まだ子供がかかっていないノロウイルスに移ったら大変!!っと家中をハイターで拭きまくりました_| ̄|○

 

入院先の医師の話では、一度かかっても免疫が残るのは半年から一年程。

その後はまた感染する恐れがあるとのことです。

 

感染しないように、また感染しても広めないようにできることをしていくしかないんだなと実感させられました。

 

 

みかん

最後まで読んでいただいてありがとうございます。

みかんでした。

 

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