夏風邪ヘルパンギーナは突然の高熱から!

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子育てしてると子供が発熱する場面が多くあります。

年や時期ごとに流行る病気だったり、脱水や原因不明のものまで…。

夏は手足口病やアデノウイルス(プール熱)、ヘルパンギーナが夏風邪の三大疾病とも言われていて、乳幼児の間で流行します。

みかん

稀に大人も感染することがあるので要注意なんだよ。

熱以外の他の症状があったり検査で判定されるものはわかりやすいですが、高熱だけだと親も受診のタイミングを迷います。

しかも突然夜中に高熱がでると余計に悩みます。

今回、突然夜間に高熱が出た我が子。

タイミング悪く、熱を出す直前の数時間を体育館で過ごしていたんです。

いつもなら夜間に熱がでても翌日まで様子をみるんだけどね。

みかん

でも季節は夏。

熱のせいか水分もあんまり飲んでくれないし熱中症だと大変なので夜間受診しました。

その結果、まさか予想もしていなかったヘルパンギーナの診断💦

ということで、今回は夏風邪『ヘルパンギーナ』について書いていきます。

ヘルパンギーナって?

乳幼児に多く見られる夏風邪の代表的ウイルスです。

ヘルパンギーナは主にコクサッキーウイルスA群による感染症なんですが、他にもB群やらエコーウイルス、エンテロウイルスなんて呼ばれるものなど、数多くあります。

ウイルスの型がたくさんあるから何度も感染することもあるよ。

みかん

流行期間

毎年5月頃から感染者が出始めて、7月が流行のピークになります。

その後は徐々に減り、9月から10月にはほとんど見られなくなります。

ヘルパンギーナと診断される90%は5歳以下の幼児で、1歳代の感染者が最も多いです。

次いで2歳児、3歳児と多くなります。

みかん

保育所などの集団生活をする場に通っていると要注意の感染症だよ。

感染経路

感染経路はくしゃみや咳などからウイルスが飛び散ることで移る飛沫感染と、タオルなどを介して移る接触感染があります。

潜伏期間

ウイスルが体内に入ってから2~4日の潜伏期間を経て発症します。

感染期間

潜伏期間を経て発症し、その後ヘルパンギーナから回復しても口腔内からは1~2週間、便からは2~4週間ウイルス排出がされると言われています。

期間が長いので、完全にウイルスから距離を取るのは難しいですよね。

なので、日々の感染予防が大事になります。

症状

突然の高熱で発症することが多いです。

39度以上の高熱が1~3日続きます。

それと同時に喉が赤く腫れて、口腔粘膜に小さな水疱がブツブツと現れるのが特徴です。

発症初期だと水疱ができていなくて、赤いだけの場合があるので診断されないこともあります。

診断

喉の水疱などの症状から診断されることになります。

手足口病のように他の症状もほとんどなく、アデノウイルスなどのように簡易検査もないので確定診断されないまま「風邪でしょう」と終わってしまう場合もあります。

我が家も第3子で初めてのヘルパンギーナの診断。

それも口腔内に水疱がまだできる前だったので、高熱と喉が赤いだけ。

なので、消去法での診断となりました。

喉が赤くなる『アデノウイルス』と『溶連菌』の簡易検査陰性を確認してからのヘルパンギーナの診断でした!

治療

ヘルパンギーナには特効薬がありません!

ウイルス感染のため抗生剤が効かないんです。

症状を和らげるための対症療法しかできることがないんだよね。

みかん

感染した時のお家での過ごし方

ヘルパンギーナと診断されたら出ている症状に対する対症療法を行っていきます。

発熱に対するケアや食事への配慮、また同居している人の感染予防などができることになります。

発熱に対するケア

まずできることは高熱に対するケアです。

発熱時のケアはこちらの記事に詳しく書いているので、参考にしてくださいね。

家でできる子供の熱を下げる方法と受診の目安。

食事への配慮

ヘルパンギーナは喉の痛みがあるので刺激の少ない食事を選ぶといいです。

柔らかくて薄味のもの。

ゼリーやプリン、豆腐などが食べやすいです。

みかん

私のオススメは飲むヨーグルト!

時々風邪などの時にオレンジジュースを飲んでる子を見かけますが、オレンジジュースは刺激があり、嘔吐してしまうことも多いので体調不良の時は避けてくださいね。

感染を広げないために

子供にマスクをさせたり、手洗いを徹底させるのって難しいですよね。

それでも小さいお子さんのいる家庭は、家庭内で感染が広がることがあるのでできることをしていく必要があります。

おもちゃやタオルなどの共有は避けるといいですよね。

うがいが出来なければこまめな飲水を促すのも良いです。

あとは手洗いもこまめにできるといいですね。

ちなみにアルコール消毒は長時間行わないと効果が期待できないんです。

残念ながら手指用などの簡易的なアルコール消毒は、ヘルパンギーナにはほとんど効果がないんだよ。

みかん

日々の感染予防に努めよう

感染期間でも書いたように、ヘルパンギーナから回復後も口腔内からは1~2週間、便からは2~4週間ウイルス排出がされると言われているので日々の感染予防が大事になります。

長期にウイルスが排出されるので登校や登園停止による流行は阻止が期待できないんですよね。

なので、集団生活もお熱があったり食事が取れないなどの急性期のみのお休みです。

どうしても接触してしまう可能性が高くなりますが、日々の手洗い・うがいなどを徹底しながら過ごしていくしかないのです。

みかん

最後まで読んでいただきありがとうございます。

みかんでした。

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