うちには食物アレルギーの子供が2人います。
長女9歳:卵アレルギー
長男6歳:卵と乳製品アレルギー
※その他、動物やハウスダストにも反応があって喘息持ちです。喘息のことについて知りたい方は、こちらの記事も読んでみてください。

みかんが食物の除去を考えてから、もう9年が経ちます。
想像もしてなかったものに卵や乳製品が使われてるし、作るものも限られるし、それはそれはしんどかったです。
この記事を検索してくれてる人にはきっとわかりますよね。
除去食を考える大変さが…(ToT)
例えばハムやベーコンのほとんどの商品に卵白が使われてます。
竹輪やかまぼこなんかの練り物にも卵白が使われてるし、ラーメンややきそばの麺なんかも入っていることが多いです。
お菓子も卵が入ってる商品が多いし、あのおにぎりせんべいですら卵黄が使われてます。
それに加え乳製品ともなるとチーズ味なんかは完全に入ってます。
カレーのルーにも乳製品が使われてたりするし、バニラアイスだって乳製品と卵が使われてるっていうダブルパンチ…
書き出したら切りがないですね(ー_ー;)
表示を見ながら買い物するんも大変やし、料理するんも食材が限られたりするんで品数も減ります。
そして卵や乳製品が含まれてないやつは値段が高い…。
もともと料理が嫌いな私は、このアレルギーっ子たちの食事を作るのがめっちゃ大変やったんです。
同じ食材のローテーションしか作られへんし、見栄えがイマイチなんかの問題もありました。
やっぱり自分一人ではどうにもならなかったんで、専門家や先人を頼るべくアレルギーっ子のレシピ本を手当たりしだい探してみたんです。
もし同じように困ってる方がいたら参考にしてみてください。
何とか食べてもらえるように、少しでも見た目が美味しそうにみえるように、そして作り手の負担が軽くなるようにオススメのレシピ本を紹介していきます。
食物アレルギーをこわがらない!はじめての離乳食
まずは離乳食ですよね。
ここが食事のはじめになるんで、アレルギーが心配になるもんです。
私も小児科の開いてる時間帯に一口ずつ…なんて神経質にやってました。
もちろんそれは安心・安全につながる大事なことなんですが、あんまり怖がりすぎなくても大丈夫って言うことを教えてくれる一冊です。
はじめに基本を学ぶための本としてオススメです。
子供が喜ぶ食物アレルギーレシピ100
これは離乳食も終わって、どーにもこーにも何を作ればいいかわからなかったときに買ったものです。
家では子供だけ別メニューにするっていうのは、家事の負担や誤食も考えてほとんどしたことがなかったんです。
なので、家族全員が粗食にならないためには頭をフル回転させないといけなかったんですよね 笑
メニューを考える時間を調理に当てることができるんやから、ちょっとくらい食材を奮発してもレシピ本に頼る価値はあるんじゃないかと思います。
この本にはタピオカ粉とか、あんまりスーパーで見かけたことがない食材も載ってるんで、それは少々難点かもしれないですが。
本は大きめで見やすいですよ。
なかよし給食
これはたまたま夕方TVをつけてたら、特集でやってたんです。
思わずTVに見入ってしまって、ネットで即買いしました。
他の料理本と違いってかなり小さめの本なんですが、キッチンでジャマにもならないし便利。
我が家ではハンバーグが大好きな息子のために、卵と乳製品を抜いてよく作ってたんですよね。
でもどうしても肉が固くなって、ちょっと諦めてました。
豆腐を入れたり、いろんなものにチャレンジしたんですが結果はイマイチやったんですよね。
でも、この本に載ってたんはじゃがいものすりおろし。
まさに目からウロコやったんです。
この本には他にもみんなで同じ給食が食べれる工夫が満載です。
給食のようなメニューが作りたければオススメ間違いなし!
アレルギーっ子のたのしいかわいいお弁当
アレルギーっ子をもつ母にとってはお弁当も悩みの種だったりしますよね。
食べれるものだけを入れたら彩りが悪くなったりして、かわいくなくなってしまうんです。
そんなお弁当の悩みを解消してくれる一冊!
お弁当が必要になったら参考にしたくなる本です。
みかんの一言
本屋さんにはレシピ本がたくさん売ってるんですが、『アレルギーっ子のためのレシピ本』は大きな本屋さんに行かないと売っていないんですよね。
ホンマに普段の献立にプラスして除去食を考えるんは大変やのに…。
栄養バランスなんて気にしてられないし、食べられるもの・食べてくれるものを出すのに必死でした。
うちの子だけかもしれませんが、アレルギーっ子は好き嫌いも多い気がします…。
こうやってレシピ本があるおかげで、レパートリーの少ない私でもなんとかやってこれたんやと思います。
このレシピ本以外にも今はたくさんアレルギー対応のレシピ本が売ってます。
自分に合ったものを探せればいいんですが、子供を連れて大きな本屋さんに行くのも大変なんで、困ったときは参考にしてほしいなと思います(*´∀`*)