採血後に内出血(あざ)が起こる原因と対策!

採血後腕を押さえる女性

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採血後に内出血することって時々あるんです。

私も何度か経験しています。

採血後の内出血って針を刺した所しか傷はないはずなのに、本来血液のない皮膚の中に出血しているんで打ち身のように全体が痛くなるんですよね。

それに見た目も痛々しくて治るまでに日にちが結構かかります。

みかん

内出血が起こらないように対策できることがあるならやっておきたいよね!

今回は採血後になぜ内出血が起きてしまうのか、内出血を起こさないポイントやもし内出血が起きてしまったらどうすればいいのかを説明していきます。

採血後に内出血する原因

採血後に内出血する原因は止血です。

採血後「しばらく抑えといてください」って言われるんですが、この『しばらく』が人によって2~3分だったり5分って言われたりしてかなり曖昧なんですよね。

とは言え止まればいいので、私も言われた分数よりも早く抑えるのを止めちゃうことがしばしば…笑

みかん

ただここで大事なのは表面上止血できたように見えていても、血管での止血ができていなければ意味がないということです。

また一度止血しても、その後すぐ動き出したり重い荷物を持つことで再度出血してしまうこともあります。

じゃあ、そうならないようにするためにはどうすればいいかというと、止血を確実に行うことになります。

内出血を起こさないようにするポイント

ここから内出血を起こさないようにするにはどうすればいいか書いていきますね。

内出血を起こさないようにするポイントは『止血を確実に行うこと』でしたよね。

ただ抑えておくだけでもだいたいはきちんと止血されます。もちろん『だいたい』なので確実な止血とは言い難い部分があります。

確実に止血するポイントは大きく分けて2つ!

まず、1つ目は押さえる時間の長さです。

最低1分、できれば3分以上は押さえておくようにしてください。

そこまでギュッと押さなくても軽く押さえておくだけで大丈夫です。

押す強さよりも押さえておく長さを重視してくださいね。

抗凝固剤という血液をサラサラにするお薬をのんでいる人の場合はかなり長めに押さえておく必要があります。

最低10分できれば20~30分程押さえておくことをおススメします。

押す強さよりも押さえておく長さを重視してくださいね。

そして2つ目のポイントは押さえる場所がです!

どこを押さえるかというと、針を刺した部位じゃなく針が血管に当たったと思われる部位を押さえること!

って言ってもどこで血管に針が入ったかなんてわかんないよね。

みかん

目安としては針を刺した部位より数ミリ針先の方です。

みかん

患者側からだと針を刺した部位より体の中心に近い方だよ。

ただしこれは採血の状況や技術面も大きく影響するので時と場合によるんですよね。

なので、針を刺した部位から数ミリ先まで軽く押さえると確実です!

私も人差し指・中指・薬指の3本で脈を測るみたいに押さえたりするよ。

みかん

もし採血後に内出血したら?

もし採血後に内出血してしまったら…そんな時はどうすればいいかもお伝えしておきます。

採血からあまり時間が経っていなかったり、まだ出血していそうな感じがあれば冷やしながら押さえて止血を促してください。

冷やすことで血管が収縮して止血を速めてくれます。

時間が経って止血がされていそうな場合は、シップを貼ったりすると少し痛みが和らいだり温めることで漏れた血液の皮膚への吸収が促進されます。

内出血の色味が引いてくるのは時間がかかりますが1週間ほどで青紫から黄色に変わって徐々に薄くなってきます。

まとめ

基本的に内出血は日にち薬になるので起きてしまうと致し方ない部分はあります。

なので確実に止血されるように3分以上、そして少し広めに押さえておくことがポイントになります。

今回は採血後に内出血を起こした場合について書いてきましが、実は採血中にすでに内出血を起こしてしまうこともあります。

対策は同じですが自分ではどうしようもない場合もあるので全てが防げるわけではないんですよね。

もし採血中に内出血が起きてしまっていたらごめんなさい💦

特に血管の細い方や、高齢者の方、血液サラサラのお薬を飲まれたいる方は内出血を起こしてしますことがあるかもしれませんが、止血に気を配って対策できますように!

みかん

最後まで読んでくれてありがとうございます。
みかんでした。

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