1歳児。予防接種。次は何を接種する?

一段落していた予防接種だが、1歳になったらまた接種できるものがでてくる。

0歳ですでに接種したワクチンの追加接種に加え、集団生活で感染予防対策が必要な予防接種が組み込まれてくる。

 

1歳0ヶ月(12ヶ月)

  • ヒブワクチン(定期:不活化)
  • 肺炎球菌ワクチン(定期:不活化)
  • 麻疹・風疹混合(MR)ワクチン(定期:)
  • 水痘ワクチン(定期:)
  • 流行性耳下腺炎ワクチン①(任意:)
  • 四種混合ワクチン(定期:不活化)1歳0ヶ月から追加接種できるが、接種推奨は1歳6ヶ月頃。

※ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・四種混合ワクチンについては0歳児で書いたので省略。

 

参考までに

 

 

今回は、新たに接種することになる麻疹・風疹混合(MR)ワクチン、水痘ワクチン、流行性耳下腺炎ワクチンについて書いていく。

 

接種の優先順位としては、保育所などの集団生活を送る場合はまだ未接種のワクチンを優先することをお奨めする。

ただし、未接種のワクチンはMRワクチンや水痘ワクチンなどの生ワクチンのため、その後の予防接種は27日以上の間隔をあけなければならない。

短期間で接種を終えたければ、ヒブワクチン・肺炎球菌ワクチン・四種混合ワクチンなどの不活化ワクチンを先に接種し、6日以上の間隔をあけて次の予防接種をする。

 

ちなみにかかりつけの小児科では、ヒブ・肺炎球菌・MR・水痘・流行性耳下腺炎を同時接種できるとのことだった。

両腕に2本ずつ、そして足…。

 

さすがに多すぎる気がしたので、みかんの子供はヒブ・肺炎球菌を先に接種し、次の週に残りの3つを接種することにした。

 

麻疹・風疹混合(MR)ワクチン(Ⅰ期・Ⅱ期)

Ⅰ期は、生後12ヶ月~24ヶ月に至るまでに接種。(2歳の誕生日前日までは費)

Ⅱ期は、小学校就学前の1年間、かつ5歳以上~7歳未満の幼児。(幼稚園・保育所などの年長児のみ公費)

効果と副反応

麻疹・風疹に感染するのを予防する。

予防接種による抗体陽性率は95%以上であることから予防接種の効果は大きい。

ちなみに2年間だけだが、実際に小児で感染して受診した患者をみかんは見たことがない。それほど予防接種の効果があると考えられる。

 

副反応としては1回目の接種後2週間以内に接種部位の腫れ(14.6%)、発熱(13.9%)、発疹(9.0%)が見られることがある。1~3日で治り、2回目の接種では副反応の頻度は低くなる。

稀に脳炎や脳症が起こることがある。

 

麻疹ってどんな病気?感染拡大が問題な理由と予防法を徹底解明の記事はこちら。

 

水痘ワクチン(2回)

生後12~36ヶ月に至るまでに1回目接種。3ヶ月以上の間隔をあけて2回目を接種。

推奨は1回目を生後12~15ヶ月の間で、2回目を1回目終了後6~12ヶ月の間にとなっている。

効果と副反応

水痘いわゆる水ぼうそうに感染するのを予防する。

予防接種による抗体陽性率は80~90%以上であると言われている。

2回接種後に感染したということを数例聞いたことはあるが、いずれも症状は軽く済んでいる。

 

副反応としては、接種部位が赤く腫れることがある。また軽い発熱や発疹・蕁麻疹などが起こる場合もある。通常は数日で消失する。

極まれにアナフィラキシー様症状や血小板減少性紫斑病などを起こすことがある。

 

みずぼうそうってどんな病気?についてはこちら。

 

流行性耳下腺炎ワクチン(2回)

生後12ヶ月以上の流行性耳下腺炎いわゆるおたふくかぜにかかっていない者であれば、年齢に関係なく接種することができる(成人でも接種可能)。

ただし、生後24~60ヶ月の間に接種することが推奨されている。

また、以前は1回接種であったが、しっかり免疫を付けるために現在は2回接種になっており、1回目の接種後2~4年後に接種することが推奨されている。

 

耳下腺炎として発症する例は、1~9歳が90%を占めており、ピークは4~5歳。

世界118カ国で麻疹・風疹・流行性耳下腺炎の混合ワクチンが定期接種となっているが、日本では任意接種のため接種率は30%と低い。

効果と副反応

流行性耳下腺炎の感染を予防する。

流行性耳下腺炎は難聴や脳炎、精巣炎(睾丸炎)、膵炎などの合併症により入院加療を行う場合もあり予防対策は重要である。

1/3程度に耳下腺炎の症状がなくても感染が認められることがあるため、予防接種以外での感染予防は難しい。

ちなみに、みかんの子供は顎の下あたり(唾液腺)が片側腫れるという症状があり、採血結果からおたふくかぜの診断を受けた。

 

副反応としては接種部位の発赤や腫れの他、接種後2~3週間ごろに発熱、耳下腺の腫れ、嘔吐、咳などの症状がでることがある。

また極稀にアナフィラキシー様症状や無菌性髄膜炎、難聴などが起こる場合もある。

 

おたふくかぜってどんな病気?の記事はこちら。

 

 

生後1歳6ヶ月頃

  • 水痘ワクチン(定期:)

 

 

みかんの一言

1歳児は0歳児に比べれば予防接種の回数は少ない。

それでも保育所などの集団生活を行うようになったり、子供自身も後追いが激しくなったり、いろんなことを理解してくるので大変なことに変わりない。

また子供の急な発熱などで予定が狂うこともしばしばあると思う。

予防接種をする場合は、気負わずライフスタイルに合わせて接種を進めていこう。

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