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エンディングノートの書き方と必要な項目をピックアップ!書く順番は書きたいところから!!

エンディングノートの書き方

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エンディングノートを書きたいけど書き方がわからない…

考えてしまって筆が進まない…

と、なかなか行動に移せずに困っていませんか?

この記事では、エンディングノートがなかなか書き進められない人のために書き方や項目などを説明していきます。

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みかん

終末期医療に携わり300人以上の方の看取りに立ち会ってきた看護師です。病棟や外来化学療法室、特養などで死を見つめた多くの方と関わってきました。 終活をポジティブなイメージに変えるべく『満ち活』として最期の時を意識しながら今を大切に生きることを発信中。

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    エンディングノートを書く理由

    エンディングノートを書く理由

    まずは、エンディングノートを書く理由についてお伝えさせてください。

    しっかり納得してから書き始めないと思いの外書き切るのが大変なんです。

    途中で諦めないように、何のためにエンディングノートを書くのかを明確にして大事な部分だけでも書き残しておけるようにしましょう。

    エンディングノートを書く理由は大きく分けて3つ!

    1. 自分自身を見つめなおし、これからの人生を考えるため
    2. 残される人の負担軽減のため
    3. 備忘録

    もちろんエンディングノートを書くことは強制ではないので、時間をかけたり書かないというのも一つの選択です。

    ですが、もしもの時にエンディングノートに思いを記しておくだけで自分の意思を引き継いでもらえたり家族が迷わなくてすむことも多いです。

    もし途中で筆が進まなくなった時には、本や映画をみて終活に対して気持ちを高めるのがおすすめです。
    ※今後おすすめ本や映画なども当サイトでご紹介していきます。

    エンディングノートを書く理由についてもう少し深堀りしていきます。

    自分自身を見つめなおしこれからの人生を考えるため

    まず、エンディングノートを書く一つ目の理由は、自分自身を見つめなおしこれからの人生を考えるためです。

    人は必ず死にます。

    これは誰もがわかっていることですよね。

    ですが、まだまだ先、何ならいつまでも続きそうな気がしていませんか?

    時間は有限です。

    後悔のない最後を迎えるためには、残りの時間のおおよその計算、動けるうちにチャレンジしたいこと、自分が楽しく穏やかに過ごせる方法などを考えることが大切になります。

    家を建てるのも基礎から設計しているし、仕事も結果を考えて行動していますよね。

    人生の最終章も意識して行動することで最後を納得できるものに近づけることができます。

    最後の時に、後悔じゃなく納得できたらそれだけで幸せなはず。

    みかん

    人生において『終わり良ければ全て良し』というのは少し違う気もしますが、それでも最後の瞬間というのはとても大切な時間だと感じています。

    宗教や育った家庭環境、これまでの経験など『死生観』は人によって違うので自分にとっての生と死を考えるきっかけにしてください。

    生と死への考え方。例えば…
    • 怖い
    • 何にも無くなる
    • 苦しい or ラクになる
    • 神様の元に行く or 地獄に行く
    • 魂は存在する
    • 輪廻転生  など

    死生観の話は長くなるので割愛しますが、自分にもいつか訪れる死をしっかり意識することで『今』をどう生きるかにつながってきます。

    動けるうちに旅行に行っておけばよかった、こんなことがやりたかった……と話す多くの方を見てきました。

    今しかできないことって何でしょうか?

    子育てや介護、仕事など今起きていることから逃げたくなる時もあるでしょう。

    でも今しかできないことがわかると優先順位が変わるかもしれません。

    今できることに焦点をあてるきっかけにエンディングノートを活用してみてくださいね。

    家族・残される人のため

    エンディングノートを書く二つ目の理由は、家族や残される人のためです。

    もしもの時にエンディングノートがあれば、本人の意志や状況を知ることができます。

    家族が知りたい情報。例えば…
    • かかりつけの病院
    • 今までにかかった病気
    • 入っている保険
    • 資産や負債、毎月の引き落としなどのお金の管理
    • web関連パスワード
    • 延命治療や介護への希望
    • やりかけの仕事や取組み   など

    残っている人に判断を任せるのは簡単ですが、それは残された人にとって大きな負担になります。

    意志を示しておくことが残された人の負担を減らすことにつながります。

    また、エンディングノートに記載しながら実際に部屋を片付けたり、用意できるもの(お墓、葬儀会社など)の準備も進められるので、その点でも負担は減らすことができます。

    備忘録

    エンディングノートを書く理由の最後は備忘録です。

    自分がどんな人生を歩んできたかの記録もそうですが、今何を考えてどんなことに興味があって、どんなことがストレスで……などなど自分をより深く知ることができます。

    備忘録。例えば…
    • 学校や仕事の経歴
    • 資格
    • 保険関係
    • パスワード
    • 現在の気持ち  など

    ちょっとした日記のような感覚で書き記すのも良いです。

    日付けが記入できるエンディングノートがほとんどなので、今の気持ちを書き込んでみてください。

    後で見返したらびっくりすることが書いてあるかもしれませんね。笑

    みかん

    エンディングノートの書き方は自由!

    エンディングノートは自由

    次はエンディングノートの書き方についてです。

    と言っても、エンディングノートの書き方は自由!

    エンディングノートがなくても何とかなると言ってしまうと語弊がありそうですが、書かなければいいけないものというプレッシャーをかける必要はありません。

    自由に好きなところ、書けるところだけでも大丈夫です。

    家族が悩んだり困らないように、また自分が言葉で伝えられない状態になっても意思がわかるところを優先的に書いておくと安心です。

    白紙のノートに自分で自由に書くこともできますが、最初は項目が決まっているエンディングノートを埋めていく方が進めやすいです。

    エンディングノートのおすすめはこちらの記事を参考にしてみて下さいね。

    ちなみに私は自分のことを後回しにしすぎていたせいで、「好きな色」「好きな言葉」「好きな食べ物」という単純な問いにも答えられませんでした。

    なので、まずは何も考えずに写すだけの保険について簡単に記入。そして家族へのメッセージを書きました。

    これが意外にも終活の意識アップ&もしもの時にも家族にメッセージが残せているという安心感につながったんですよね。

    もしエンディングノートが書けなくて困っていたら先にメッセージを書いてみるのがおすすめです。

    いつでも書き換えられるので、その時に思ったことを書いてみましょう。

    自分が居なくなることがリアルに想像できてしまうのでちょっと悲しくなりますが、その感情を生きている今感じれるっていうのは大事です。

    みかん

    書いておきたい12項目

    エンディングノート 項目

    ここからはエンディングノートに書いておきたい項目についてお伝えしていきます。

    エンディングノートを書く目的に沿って書きたい場所、書きやすいところから書いてくださいね。

    自分のために書いておきたい4項目

    • やりたいことリスト
    • 身の回りについて
    • 医療・介護について
    • パスワード類

    まずは自分のために書き残しておきたい項目です。

    生きている間に必要になりそうな事柄を書き出していきます。

    これからやってみたいことや行ってみたい場所などの希望を書くことで、今後の時間の使い方や優先順位の付け方が明確になります。

    目的があるので時間を無駄にすることが減って、有意義に過ごす行動がとれるようになります。

    また今現在身の回りで使っているものや関わりのある人、例えばかかりつけの病院やケアマネージャーさんなど、もしもの時に必要な情報が集められる場所を記載しておくと安心です。

    家族のために書いておきたい5項目

    • 基本情報
    • お金(財産・相続・保険)について
    • 葬儀
    • もしもの時に伝えて欲しい連絡先
    • 家族へのメッセージ

    次は家族のために書いておきたい5項目です。

    基本情報は名前や家族構成、今までにかかった病気などの病院に受診するときに必要な項目も含まれます。

    付き添いで来れられた家族が今までにかかった病気について知らないなんてことはよくあるんですが、早期診断のために役立つこともあるので記載しておきましょう。

    またお金の管理については持っている資産や負債はもちろん、引き落としなどについても書いてあると家族の方は支払うモノがわかるので助かります。

    葬儀や亡くなった後のことで希望がある場合はそれも書き記しておくと家族としてはありがたいです。

    家族へのメッセージについても一言あると残された家族にとっては支えになる可能性があります。

    買い替えはいつでもできるのでぜひメッセージも書いてみましょう。

    その他の3項目

    • 親しい友人や連絡して欲しい友人
    • 現在進行形の仕事や関係者
    • ペットについて

    最後にその他の項目です。

    年代によっては連絡して欲しい友人や仕事関係の優先順位が高くなる人もいるかと思います。

    またペットなどの情報が必要な人はもしもの時のために餌や散歩の時間などを書いておきましょう。

    まとめ

    まとめ

    エンディングノートを書く理由は人それぞれですが、書くことで今の自分にとって必要なものが見えてきます。

    かく言う私も、好きな色ってなんだっけ?好きな食べ物ってそこそこ美味しかったら何でもいい、って思うくらい自分自身の声に耳を傾けていなかったことがわかりました。

    筆が進まない項目もありますが、書きやすいところ伝えておきたいことを中心に書き出してみてくださいね。

    みかん

    最後まで読んで下さりありがとうございます。

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