料理が嫌いなことについては以前から公言しているみかん。(下記のブログ参照)
一応妻であり母なわけで、ちょっとくらい料理嫌いを「隠しなさい」って思われるかもしれないけど、嫌いなものは嫌いで仕方ない(ToT)
それでも料理はしなければならず、うちの旦那は料理に関しては微塵も手伝ってはくれない。(最近は自分の分や子供のお弁当を作ってくれる旦那さんも多いようで羨ましいが、きっと多くは奥さんが主だよね!?)
子供を保育所に通わせていた頃、一年に片手で数えられるくらいの少ない日数だが、『お弁当の日』があった。
どれだけ嫌いでも子供のためには作らなければいけない。
1歳児や2歳児クラスの頃は食べやすさ重視だったけど、大きくなってくると『見た目』が気になるもの。
そして、『キャラ弁』なるものが流行っていたので「年に数回なら子供のためだし…」ってことでみかんも頑張ってみることに決めた。
子供にリクエストを聞くことから始めたんだけど、難しいものはイヤだったし出来ないと思ったので参考程度に聞きながら、みかんのできそうな物に誘導する作戦にでた。
一番最初に作ったのがコレ。
とりあえずキャラでも何でもないけど、可愛くて食べやすいものを作ってあげたかったのだ。
確か2歳か3歳だったから、一口大にこだわって作ったと思う。
そして、ここからはキャラクターに移行する。
次に作ったのがコレ。
ちびまる子ちゃんなら簡単にできるかもっと侮ったのだ(((・・;)
でもやっぱり難しい。
おまけで作った友蔵入りの旦那の弁当の方に時間がかかってしまったのだが、やりはじめてしまった以上後にはひけず手こずりながらも作りきった(笑)。
その次はこんな感じ。
友蔵で旦那から「恥ずかしい」とクレームがきたので、旦那の分はキャラ弁を作るのをやめた。
私のモチベーションが下がるから(笑)。
このサザエさんは子供のリクエストだったんだが、「ちょっと育児に疲れた。そんな時は過去を見て癒されろ。」にも載せたサザエさんのヘアスタイルにした後の続きの話だ。
結構拒否したんだが、子供の要望に根負けした。
でも、でも、「やっぱり止めときゃよかった」って後悔するくらい難しかった。
そのあとからは、あまり海苔を細かく細工しなくて良いものを選ぶようにした。
何でって『海苔のカット』が一番手のかかる作業だったから。
このあとはこんな感じ。
簡単そうに見えるかもしれないが、どれも制作時間は有に二時間を超えた。
もちろん面倒なことはしたくないので、事前に練習なんてことはせず、ぶつけ本番で作るのだが、何を入れるかは考えておくことが大事!
汚い下書きだけど、どこに何を配置するかだいたい決めていれば後は手を動かせば出来上がる。
夕食作りもそうだが、何をするか考えている時間が一番長いように思うし、悩むのが苦痛なのだ。
ぜひプランを練っておくことをお薦めする(。-_-。)♪
このあともキャラではない、運動会用の綱引きやら玉入れをしている弁当も作っているが、クオリティーが低すぎて載せられない(>_<)
でもキャラ弁を作ってみて実際感じたことは、料理ができるかできないかではなく工作ができるかできないかだった。
どれどけ正確に顔の輪郭や目などの配置をするか。
そして、何となく料理が出来そうに見えるような彩り。
ただそれだけ。
私の場合は冷凍食品にもお世話になるし、野菜嫌いの真ん中の子のお弁当は茶色一色になったりすることもある。
それでも何とかごまかせる方法を考えて作っている。
海苔を切る一手間だけで、料理ができなくてもお弁当に手をかけたことがわかる。
衛生上の問題から、全て当日に作ったものしか入れてはいけないと保育所から言われていたので、バカ真面目に海苔を切る作業も朝からやっていたが、これは前日にやっておいた方がいいと今頃悟った(笑)。
今はパンチタイプの海苔を切るものや、可愛らしいピックで一瞬で彩りがカバーできる。
結局はパッと見の印象さえ良ければいいんだと思う。
それだけで『おいしい』と錯覚するのだ(笑)。
食べにくかろうが何だろうが子供が喜べばよしなのである。
でもね、これは『お弁当の日』が年に数えるほどしかなかったからできたことだし、長女が喜んでくれたからできたこと。
毎週のようにお弁当の日があった幼稚園で、しかも「食べられるもの」だけ入っていることを喜んだキャラ弁に興味のない真ん中の子には必要なかった。
まぁ要するに、受容と供給のバランス。
子供がキャラ弁を楽しみにしているのか、そして私にそれを作る気力と時間があるかどうかだった。
まぁ私の問題はどーでもよくて『子供のため』のお弁当なので、キャラ弁だろうがキャラ弁じゃなかろうがやるしかないんだけどね。
今はキャラ弁廃止の幼稚園や学校もあるらしいし、子供の好みにもよる。もちろん、親の都合もあるし、キャラ弁が良いことばかりではない。
むしろ衛生的には問題ありな気がする。
だけど『今できること』って考えたら、料理が嫌いなみかんでもしてあげられる最大限のことだったと思う。
ハサミとピンセットを使いこなせば多少なりとも上手く見えるのだから。
料理が嫌いでも、工作が嫌いじゃなければ試してみて欲しい。
もちろんモチベーションを上げてくれる子供や旦那がいたり、自分が楽しめるなら(^з^)-☆